EIZOダイレクト 液晶テレビ 液晶モニター

先日、石川県白山市にある、EIZO(株式会社ナナオ)の工場見学に行ってきました。
日頃見られない企業秘密がぎっしり詰まった工場見学でした!

このメーカーは昔から愛用しているモニタのメーカーで、FlexScan E57T、T761、F931、S2110W、HD2451Wと使い続けています。

製品の特徴としては、
・高画質
・細かな調整が可能
・設定用OSDなどのインターフェイスがよく考えられている
・長期保証
など、非常に評価できるポイントが多数あります。

さて、前置きはここまでとしまして、、、イベント前の昼食です(まだ前置きだろってツッコミは置いといて(笑))。

ねぎ豚らーめん 紺のれん 美川インター店で食べました。
店舗情報です。
〒929-0201
石川県白山市鹿島町へ63-3
TEL:076-278-2188

ねぎ豚らーめんチャーシュートッピング・半チャーハンセットを食べました。
おすすめは醤油ということだったのですが、他に同行されている方が食べるので一口もらえばいいかなと考え、塩味にしました。
昼食
ねぎ豚らーめんのお肉は煮豚ということなので、さらにチャーシューも食べてみようということでチャーシュートッピングです。
味は、あっさりしていて食べやすかったです。

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さて、ここから本番です。
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周りは結構田んぼに囲まれています。非常に落ち着きます。
駐車場が結構広く確保されていて、車で移動が基本の地域であることが非常によくわかります。
ちなみに、年1回場所のくじ引きがあるらしく、一番隅に当たると吹雪の日は大変なことになるとか(笑)

本日の資料・おみやげ・飲み物が入ったバッグです。
Bag
なかなか実用で使えそうでいい感じです。

開始までに時間があったので、展示スペースの見学です。
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ここでは、新製品の他、普段見られない航空管制システム向けモニタRaptror SQ2801や医用画像表示用モニタRadiForce GS520が展示されていました。

まずは、Raptor SQ2801
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ワイドモニタもいいですが、こういったサイズ(解像度2048×2048)のモニタも一般向けに売ってくれたら案外需要があるかもしれません。
非常に表示情報量の多いモニタですね。さすがの一言に尽きます。
CRT時代にはついていた懐かしい5BNCコネクタがついています。いいですね〜

次は24インチワイドカラーマネージメント液晶モニタColorEdge CG243Wです。
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次回購入最有力候補のモニタです。ホントは30インチが欲しいところですが予算が厳しいので(汗)
こちらは、Adobe RGB色域98%をカバーした低色度変位のIPSパネルを搭載し、先進のDisplayPortを含む3系統入力対応のカラーマネジメント液晶モニタです。
また、モニタ内部の設定を調整することで直接モニタの色表示を調整するハードウェア・キャリブレーションに対応し、精度の高い安定したキャリブレーションで印刷物とのカラーマッチングを実現できます。

次は、RadiForce GS520です。
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非常に高精細(21インチで2048 × 2560)で、均一な特性です。医用モニタですので当然必要なスペックですが(笑)
電子書籍というか、PDF電子マニュアルの閲覧用に欲しいなんて思ったりしますが、ほどよい価格で出してもらえないですかね(汗)

次は23.0型ワイド液晶モニタFlexScan EV2333WFORIS FX2431TV / FX2431です。
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FlexScan EV2333Wは、疲れ目の抑制と作業効率の向上が見込める超低輝度モードを搭載したモニタです。
FORIS FX2431TV / FX2431は24インチの地上・BS・110度CSデジタルチューナー搭載カラー液晶モニターで、PCとAV機器・TVなどマルチに使うモニタです。

さて、ここからが本番です。
今回はアフィリエイター向けイベントということで、いろいろ有用な講義をしていただきましたが、一般向けでないのでここでは割愛します。
次に、ナナオの歴史やこだわりについての話をお聞きしました。

キーポイントは「国際規格の策定に参加する」ことによるアドバンテージを得るということです。
これからの日本のモノ作りに必要なことですよね。

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さて、いよいよ工場見学です。
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入り口に企業理念・基本方針が掲示されています。
このあたりは基本ですよね。昇進試験にも出るそうです!

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認証機関による登録認証書です。

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組立工程です。意外と手作業が多いですね。もっと自動化されていると思っていたのですが意外です。

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組み上がったモニタをエージングしているところです。
この工程で初期不良品を排除し、次の計測工程に向かうための暖気を行います。
ちなみに、汎用モニタでは1.5時間、医療・グラフィック系モニタでは3時間エージングを行います。
写真左がFlexScan、右がRadiForceですね(ロゴが縦用になっていたので)。

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モニタから出ている光を測定しているところです。
ベルトコンベアで流れてきたものをモニタサイズに合わせてカメラが上下に移動して、複数台まとめて検査しています。

ちなみに、グラフィック系モニタはより綿密な測定を行うため、1台ずつ計測し、測定項目も多いようです。
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測定セットです。
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計測器をできるだけモニタに近づけ外光が入らないようにして測定を行っています。

調整を行った後、グラフィック系モニタはさらにチェック・調整を行います。
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検査が完了すると、梱包されます。
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汎用モニタは、省力化のために1Fで梱包作業をするためにエレベータに載せられ運ばれます。
上下移動のコンベアはなかなかギリギリなタイミングで出てきてなかなか絶妙でした。

ちなみに、グラフィック系は、少量多品種の出荷のため梱包してから運ばれます。
こちらの方が、コンベア移動の振動など受けにくくていいなーと感じます(汗)
やっぱり高画質を求めるならColorEdgeシリーズの方が大事に育てられてるなーと実感しました(笑)

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過去に作られたすべての品種で耐久試験を行っています。
こういった姿勢は大切ですよね。

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電波暗室にて、モニタから電磁波がどれくらい出るかを測定します。
部屋の扉を閉めていただいた時に、すべての携帯電話が圏外になったことを確認できました。
右写真は電波暗室の扉ですが、かなり分厚いですね。

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次に、組立に必要な技能を育成するセクションです。
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正確な作業・左右の手の独立稼働などを鍛えます。
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一通りやってみましたが、おおよそクリアできたようです。(1つだけ時間がかかってしまいましたが)

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このあと、懇親会を用意していただいていたのですが、帰路が長いのでやむなく辞退して、帰ることにしたのですが、その前に夕食をということで、キッチンユキで食事しました。
石川県白山市幸明町331-1
TEL.076-275-5946
営業時間:11:00~23:00
定休日:年中無休
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メニューは盛りだくさんです。
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懐かしい先割れスプーンです!
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ベーキライスとカレースパゲティのハーフ&ハーフ+ウィンナー+チャーシュー+とんかつトッピングです。

石川県は、カレーがメジャーな食べ物という情報をあらかじめ得ていたので、カレーは是非食べて帰らねばと思っていたのでこういうメニューとなりました。
カレールーが非常に重いです!なかなかズシっときますね〜
おいしくいただきました!

今度は、他の店のカレーもチャレンジしてみたいですね。

今回、このようなすばらしいイベントを開催していただいたEIZO様をはじめ、関係各所の皆様に感謝します。

写真はすべてOlympus E-P1+M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 (35mm判換算34mm相当)